エネオスの企業概要

エネオスとは、日本のエネルギー業界をリードする総合エネルギー企業で、石油、ガス、電力といった多岐にわたるエネルギー関連事業を展開しています。その起源は古く、時代の変遷とともに数々のエネルギー技術やサービスを開発・提供してきた実績があります。
特に、石油精製や販売の分野では業界のトップを走り続け、エネルギー関連の研究開発にも力を入れており、その技術力と専門知識は国内外から高く評価されています。エネオスの企業概要を表でまとめると以下のようになります。
企業名 | ENEOSホールディングス株式会社 |
---|---|
事業内容 | エネルギー事業、石油・天然ガス開発事業、金属事業を行う子会社およびグループ会社の経営管理ならびにこれに付帯する業務 |
設立年 | 2010年(平成22年)4月1日 |
本社所在地 | 東京都千代田区大手町一丁目1番2号 |
従業員数 | 連結:43,683人(2024年3月末時点) |
資本金 | 1,000億円 |
エネオスの事業内容

エネオスは、日本を代表するエネルギー関連の大手企業として知られています。その事業内容は多岐にわたり、エネルギー供給から石油・天然ガスの開発、さらには金属事業まで手がけています。これらの事業が、エネオスの株価や経済的な安定性にどのように影響しているのかを詳しく見ていきましょう。
- エネルギー事業
- 石油・天然ガス開発事業
- 金属事業
- 機能材事業
- 電気・都市ガス事業
- 再生可能エネルギー事業
エネルギー事業
エネオスのエネルギー事業は、主に石油製品の供給や電力供給を行っています。特に、国内のガソリンスタンドや発電所での供給が主力となっており、これにより日本のエネルギー需要の大部分を支えています。
その一方で、国際的な石油価格の変動や再生可能エネルギーの普及など、外部環境の変化により事業の収益性に影響が出ることもあります。
石油・天然ガス開発事業
エネオスは、石油・天然ガスの探査・開発を行っており、これにより自社でのエネルギー供給の安定性を確保しています。特に、海外の石油・天然ガス田の開発にも力を入れており、これにより国際的なエネルギー市場での競争力を高めています。
しかし、開発リスクや環境問題などの課題も存在し、これらを乗り越えるための戦略が求められています。
金属事業
エネオスの金属事業は、銅やアルミニウムなどの非鉄金属の生産・販売を行っています。これらの金属は、自動車や電子機器などの製造に欠かせない素材として利用されており、エネオスはこれらの供給において重要な役割を果たしています。
また、技術的な革新や新しい製品の開発にも取り組んでおり、市場のニーズに応えるための研究開発が進められています。
機能材事業
合成ゴムや高機能モノマー、ポリマーといった各種素材の開発に力を入れています。これらはサステナビリティが重視される市場において重要度が高まっており、様々な用途に活用できる汎用性も加わり、注目度を増しています。エネルギー事業で蓄積したENEOSブランドを応用し、対B事業として同社において縁の下の力持ちとなっている印象です。
電気・都市ガス事業
電力自由化を受け、エネオスは1998年に電気事業に参入しました。また電気に留まらず、2019年より家庭用都市ガス事業を販売しています。そのほかに太陽光買取サービスも展開しています。
法人に関しては、ビルや学校、工場や商店といった業務用の特別用途向けの電気供給を展開しています。都市ガスに関しても、1年の都市ガス使用量がおよそ10,000㎥以上の顧客向けに都市ガスを供給しています。
再生可能エネルギー事業
エネオスでは再生可能エネルギー事業にも力を入れています。太陽光や風力といった知名度の高いものに加え、注目すべきはバイオマス発電です。山林剤や廃材を燃料チップへと分解し、得られた熱でタービンを回します。廃棄物の再利用という資源の循環利用のほか、24時間365日安定して発電することが可能です。新規開発だけではなく、運転・保守のプロジェクトも展開しています。
エネオスの業績推移|売上・営業利益
石油元売り業界最王手「エネオス」の2023年度と2024年度の上期を比較すると、在庫影響を除いた営業利益は合計で609億円の減益となりました。
要因として、主力の石油製品事業では白油マージンの良化はあるものの、マイナスのタイムラグおよび2023年度の一過性利益の剥落などが挙げられます。


2024年度通期見通しとして、在庫影響を除いた営業利益を従来予想の4,000億円(2024年度5月時点)から4,200億円へと上方修正しました。
理由として、電気事業(+110億円)や金属事業(+200億円)、また基礎材料事業(+280億円)の利益が予想を上回ったことによるものです。


エネオスと他の石油銘柄の株価を比較
日本の石油元売り企業を代表する石油銘柄「エネオス」「出光興産」「コスモ」の3社を比較するための株価情報を下表に記載します。
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企業名 | 最新株価 | 時価総額 | PER | PBR | ROE | 自己資本比率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ENEOS | 772.2 | 2,362,591百万円 | 10.32 | 0.71 | 9.47 | 31.8% |
出光興産 | 1,036 | 1,440,688百万円 | 11.28 | 0.74 | 13.39 | 35.9% |
コスモ | 6,805 | 603,456百万円 | 7.47 | 0.99 | 14.54 | 27.1% |
※2024年2月10日 12:00時点
時価総額が大きいエネオスの株価が1番低いのは、株式発行数が約30億株と多いことが要因としてあげられます。
また、PER・PBRは3社全て低めで、業界全体で比較的割安な価格で売られている状態です。ROEに関してはコスモが最も高く、株式資本を最も有効に活用できていると判断できるでしょう。また、自己資本比率では出光興産が最も高く、3社の中で最も健全な財務状況を維持しているのがわかります。
総合判断としては、出光興産の財務状況が最も健全で、かつ割安で売られているため長期保有の候補として適しています。エネオスは企業規模で突出しており、購入の選択肢の一つとして検討してよいでしょう。
以下に、2023年1月からの各社チャートを掲載します。
◾️ENEOSホールディングス(東証5020)

引用:Yahoo!ファイナンス
◾️出光興産(東証5019)

引用:Yahoo!ファイナンス
◾️コスモエネルギーホールディングス(東証5021)

引用:Yahoo!ファイナンス
エネオスの株価推移|過去8年のチャート

ここでは、エネオスの株価推移と変動要因を当時の世界情勢を交えながら解説します。エネオス株の変動要因をチャートを用いて分析することにより、エネオス株の変動ポイントを探ります。
- 2018〜2020年にかけて株価が暴落
- 2020〜2023年にかけて株価が上昇
2018〜2020年にかけて株価が暴落
エネオスの株価は、2017〜2018年の原油高や経営統合による競争力への期待を受けて、850円まで大きく上昇。しかし、2018年10月から米中の経済摩擦や世界経済の減速懸念が高まり、原油価格は乱高下し株価は暴落します。
2019年にはOPEC(石油輸出国機構)とロシアによる協調減産が進み、原油価格が比較的安定して株価は450~550円の範囲で推移します。
世界情勢は原油価格に大きな影響を与えるため、2018年10月以降の出来事はエネオスの株価を大きく変動させる要因となりました。

出典:Yahoo!ファイナンス
2020〜2023年にかけて株価が上昇
エネオスの株価は、2020年から2024年にかけて上昇傾向を示しています。
2020年には新型コロナウイルスの感染拡大により、世界的に経済活動が停滞し原油価格が急落。それにより、株価は一時300円台前半まで下落しました。
2021年には世界的にワクチンが普及し、経済活動が再開します。それにより原油価格も上昇し、エネオスの株価も500円台を回復します。
2022年に入るとロシア・ウクライナ戦争が勃発し、原油価格が急騰。その影響を受け、エネオス株価は550円台まで上昇します。
2024年に入ると原油価格が安定し、エネオスの株価は700円台までさらに上昇。くわえて、脱炭素戦略や再生可能エネルギー分野への投資も評価され、株価は堅調に推移しています。
総じて2020~2024年のエネオス株価は、コロナ禍の需要減退や地政学リスク、そして原油価格の変動に大きく左右されながらも、長期的には上昇傾向を維持しています。

出典:Yahoo!ファイナンス
エネオスの株主還元|配当・自社株買い

エネオスの株主還元方針は、株主への還元を経営上の重要課題とし、安定的な配当の継続に努めるとしています。また、3か年平均で在庫影響を除いた当期利益の50%以上を「配当と自社株買い」で還元する方針を示しています。現在、株主優待は行っていません。
- エネオスの一株配当・配当利回り推移
- エネオスの自社株買い推移
エネオスの一株配当・配当利回り推移
エネオスの1株当たりの配当金は、2024年度においても経営方針に従い26円/株を下限としています。具体的には、2024年度の中間と期末の配当がそれぞれ13.0円(予定)となっており、年間では26.0円(予定)となる見込みです。
エネオスの配当利回りは、2025年2月10日現在で3.3%と比較的高水準を維持しています。エネオスは2017年以降減配はなく、株価が暴落・停滞した2018年10月~2020年1月の間も配当利率は3%以上を維持しており、株主還元を重視していることがうかがえます。
中間 | 期末 | 年間 | |
---|---|---|---|
2024年度 | 13.0円(予定) | 13.0円(予定) | 26.0円(予定) |
2023年度 | 11.0円 | 11.0円 | 22.0円 |
2022年度 | 11.0円 | 11.0円 | 22.0円 |
2021年度 | 11.0円 | 11.0円 | 22.0円 |
2020年度 | 11.0円 | 11.0円 | 22.0円 |
2019年度 | 11.0円 | 11.0円 | 22.0円 |
2018年度 | 10.0円 | 11.0円 | 21.0円 |
2017年度 | 9.0円 | 10.0円 | 19.0円 |
エネオスの自社株買い推移
エネオスは、企業の自己資本を強化するとともに株価のサポートや株主還元の一環として自社株買いを積極的に行っています。
自社株買いを行った実績として、直近では2024年5月16日~2025年1月14日の期間に2億2842万株取得し、自社株買い実施金額は1772億2466万円(平均取得単価:776円)と前年比で大幅な増額です。
経営統合以降、積極的な自社株買いを行っており、株主還元を重視していることがわかります。
年度 | 自社株買い実施金額 |
---|---|
2018年 | 299億9999万円 |
2019年 | 789億1714万円 |
2023年 | 999億9998万円 |
2024年 | 296億5653万 |
2025年 | 1914億4465万円 |
参考:IR BANK
エネオスの株価はなぜ安いか理由を解説

エネオスの株価はここ数年上昇傾向にあるものの、株価は他業界大手企業と比べて割安に感じられます。ここでは、エネオスの株価がなぜ安いのか要因を詳しく見ていきましょう。
- 発行している株式総数が非常に多い
- 世界的な環境意識の高まりによる脱炭素化への流れ
- 原油価格に影響されやすい不安定な業績
発行している株式総数が非常に多い
株価は企業の時価総額と企業が発行した株式総数から求められ、株価を算出する計算式は以下になります。
「株価=時価総額÷発行済株式総数」
上記の計算式に当てはめて、エネオスの株価を算出すると以下になります。
2.4兆円÷30億株=772円(2025年2月10日現在)
ここで、具体例としてエネオスと時価総額が近い原油・ガス開発企業のINPEXと比較してみましょう。
INPEXの株価も同じ計算式から求めます。
2.4兆円÷13億株=1,860円(2025年2月10日現在)
INPEXは時価総額は同額ですが、発行済株式総数が少ないため株価は倍以上となっています。したがって、発行済株式総数の多さが割安の理由の1つとして挙げられます。
世界的な環境意識の高まりによる脱炭素化への流れ
世界的に脱炭素化や再生可能エネルギーへのシフトが叫ばれており、原油の需要削減が求められる中、石油元売り企業の将来性に対する不安が広がっています。
日本でもEV(電気自動車)やハイブリッド車の普及に加え、人口減少の影響でガソリンの需要は今後減少すると予想されています。
エネオスは金属事業や電力事業などの経営の多角化を進めていますが、依然として石油元売り企業としてのイメージが強く、新たな事業展開が十分に認知されていないのが現状です。
こうした将来の不透明感が、株価の低迷の一因となっていると考えられます。
原油価格に影響されやすい不安定な業績
エネオスの株価が安い要因として、原油価格の変動が業績や株価に大きな影響を与える点が挙げられます。
原油価格は政治情勢や戦争など地政学リスクによって変動しやすく、それに伴いエネオスの収益も大きく変動します。そのため、投資家にとってリスクの高い銘柄と見なされやすい傾向です。さらに、同社は多くの原油を海外から輸入しているため、為替レートの変動も業績に影響を及ぼす要因となります。
こうした不確定要素の多さから、投資判断が難しくなり株価の低迷につながる要因となっています。
エネオスの株価に関する掲示板の評判・口コミ

エネオスの株価に関する掲示板の口コミを見てみましょう。
夏まで様子見るか。
来期の業績予想が出て外部環境がどうなっているか。
原油安値更新したら大変だぞ。
市況株は怖いのだ。
頑張ってね。引用:Yahoo!ファイナンス
等々トランプが本格的に暴れ出したな!
明日から2月相場だ!気持ちよく上がって欲しい!
暴落来たら全力買いするだけだ!引用:Yahoo!ファイナンス
エネルギー関係なんて、トランプが戦争止めた時点で上がる未来しか見えない
ロシアが全てにおいて ガン引用:Yahoo!ファイナンス
前回トランプの時と違って今回は新NISA民がいるから⤵️たら買い増民結構多くいるのでは。。
なので地獄ほど⤵️らない気がする……引用:Yahoo!ファイナンス
掲示板ではトランプ大統領の原油増産政策に関する発言が散見されており、エネオスの業績や株価にも影響を及ぼす可能性があります。石油製品の販売を主力とする同社は、原油価格の変動に敏感なため、今後の動向を注視する必要があります。
エネオス株で利益を出すには、原油価格の動向に加えて世界の政治・経済情勢を常に分析し、適切なタイミングで投資判断を行うことが重要です。
エネオスの事業に関する将来性

エネオスは、長期ビジョンとして「エネルギー・素材の安定供給」と「カーボンニュートラル社会の実現」との両立を掲げており、その戦略は多岐に渡ります。
ここでは、同社の将来性について解説していきます。
- 脱炭素社会を見据えた多岐にわたる事業展開
- 国内市場の縮小による海外展開と資源調達の多様化
- 従来の経営状況を踏まえての組織改革・経営効率の向上
脱炭素社会を見据えた多岐にわたる事業展開
日本政府は「2050 年カーボンニュートラル宣言」を掲げるなど、脱炭素・循環型社会に向けた変化の速度は加速している状況です。エネオスとしても2040年に脱炭素・循環型社会が訪れることを想定し、事業展開を行っています。

具体的には、エネオスは石油に代わるエネルギー事業への転換を推進し、太陽光パネル事業や水素エネルギー・バイオ燃料の開発などを推進中です。これらの取り組みにより、脱炭素社会への移行をリードし、持続可能なエネルギー供給体制の構築を目指しています。

国内市場の縮小による海外展開と資源調達の多様化
エネオスは、経済成長の著しいアジアを中心とした新興国のニーズの高まりを受け、石油製品・石油化学製品を新興国へ供給しています。現地法人との資本業務提携や合弁会社の設立、さらにM&Aを通じた販売網の確保など、海外プロジェクトを積極的に推進しています。
また、原油や天然ガス・LNGを、中東・ヨーロッパ・米州・アジア・オセアニアなど世界各国から調達。エネオスは国内燃料油販売シェア約50%を誇っており、資源の安定的な調達は欠かすことのできない使命と考えています。このように世界中にルートを確保することで、日本のエネルギーの安定供給に貢献し、継続的な事業の成長を図っています。
従来の経営状況を踏まえての組織改革・経営効率の向上
エネオスは「今変わらなければ、エネオスの未来はない。」を信念とし、企業変革を積極的に推進中です。
具体的には、グループ全体の経営効率を向上させるため、組織の改革を進めています。持株会社と事業会社の役割を明確化し、各事業会社の自律的な経営を促進するとともに、持株会社が全体の戦略策定や資源配分を統括する体制を構築中です。

これにより、迅速な意思決定と資源の最適配分を実現し、企業価値の最大化を図っています。
エネオスの株価は今後どうなる?

エネオスは、原油価格の変動や世界情勢の影響を受ける一方、再生可能エネルギーや半導体材料事業などの拡大も進めています。エネオスの成長戦略と株価動向について今度どうなるのか、詳しく見ていきましょう。
- アメリカの原油増産政策など世界情勢の注視
- 原油の変動リスク対策として多岐にわたる事業拡大
アメリカの原油増産政策など世界情勢の注視
トランプ大統領就任後に注視すべき点は、原油増産政策による原油価格の下落が考えられる点です。それにより、エネオスの収益や株価にマイナスの影響を及ぼすことが考えられます。
また、原油の増産は再生可能エネルギーへの移行を遅らせる要因となる可能性があり、エネオスが推進する再生可能エネルギー事業の減収も懸念されます。
さらに、戦争などの世界情勢も原油価格に大きな影響を与えるため、動向を注視しなければなりません。
原油の変動リスク対策として多岐にわたる事業拡大
エネオスは、原油価格の変動リスクに対応するため、再生可能エネルギー事業など多岐にわたる事業拡大を積極的に進めています。
また、2025年3月19日にエネオスのグループ会社「JX金属」が東京証券取引所から上場します。JX金属は、半導体製造時に金属薄膜を形成するための材料であるスパッタリングターゲットの大手メーカーで、成長が期待される半導体分野でも活躍が見込まれています。

エネオスは、これらの多角的な事業展開により収益基盤の強化と安定化を図っています。
今後エネオスの株価が躍進するのか判断するポイントとして、石油精製事業の他に上記事業の経営基盤を盤石にし、原油価格の変動リスクの影響を最小限に抑えた収益を確保できるかにかかっていると言えるでしょう。
エネオスの業績・株価・配当についてまとめ
トランプ大統領の原油増産政策により、今後は原油価格が下落する可能性があり、エネオスの収益や株価にマイナスの影響を及ぼす懸念があります。さらに、戦争などの地政学リスクも原油価格に影響を与えるため、動向を注視しなければなりません。
一方、エネオスは再生可能エネルギー事業の拡大や、2025年3月19日に上場予定のグループ会社「JX金属」による半導体材料事業の強化を進めています。これらの多角的な事業展開により、原油価格の変動リスクを抑え、安定した収益基盤の確立を目指しています。
今後の株価成長の鍵は、非石油事業の拡大と収益の安定化が課題となるでしょう。
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