キャピタル世界株式ファンドとは

キャピタル世界株式ファンドとは、キャピタル・インターナショナル株式会社によって運用されているファンド・オブ・ファンズ形式の投資信託です。
主に、ルクセンブルク籍円建外国投信「キャピタル・グループ・ニューパースペクティブ・ファンド(LUX)(クラスC)」や「日本短期債券ファンド(適格機関投資家限定)」に投資を行うことで、実質的に世界各国の株式に投資しているファンドです。基本的にはそのまま投資をしているので為替変動の影響を受けます。
運用会社名 | キャピタル・インターナショナル株式会社 |
---|---|
運用区分 | アクティブ型(ファンド・オブ・ファンズ) |
運用方針 | ルクセンブルク籍円建外国投信、日本短期債券ファンドを中心に投資を行う |
基準価額(2023/7/7現在) | 24,131円 |
決算日 | 8月20日 |
キャピタル世界株式ファンドの特徴

キャピタル世界株式ファンドはファンド・オブ・ファンズ形式をとったアクティブ型の投資信託ですが、どのような特徴があるのでしょうか。ここではキャピタル世界株式ファンドの特徴を紹介します。
- キャピタル世界株式ファンドの投資先
- キャピタル世界株式ファンドの組入上位銘柄
- キャピタル世界株式ファンドの購入時手数料・信託報酬
キャピタル世界株式ファンドの投資先
キャピタル世界株式ファンドはファンド・オブ・ファンズ形式であり、主に以下の2つに投資をしています。
- ルクセンブルク籍円建外国投信「キャピタル・グループ・ニューパースペクティブ・ファンド(LUX)(クラスC)」
ニューパースペクティブ運用という世界の株式全体に効率よく投資する手法を用いています。 - 日本短期債券ファンド(適格機関投資家限定)
日本の短期公社債に投資を行っており、比較的安定した成長が見込める部分になります。
キャピタル世界株式ファンドの組入上位銘柄
キャピタル世界株式ファンドにおいて、日本短期債券ファンドの情報は載っていませんでした。今回は「キャピタル・グループ・ニューパースペクティブ・ファンド(LUX)(クラスC)」の組み入れ銘柄について紹介します。
2023年3月31日時点の上位組み入れ銘柄は以下のようになります。マイクロソフトやメタ・プラットフォームなどIT事業にも積極的に投資をしており、値上がりを狙っていることがわかります。
順位 | 銘柄名 | 国名・地域名 | 投資比率 |
---|---|---|---|
1 | マイクロソフト | 米国 | 4.21% |
2 | ノボ ノルディスク | デンマーク | 2.75% |
3 | 台湾セミコンダクター・マニュファクチャリング | 台湾 | 2.36% |
4 | ASMLホールディング | オランダ | 2.21% |
5 | テスラ | 米国 | 1.98% |
6 | メタ・プラットフォームズ | 米国 | 1.9% |
7 | ブロードコム | 米国 | 1.54% |
8 | アストラゼネカ | 米国 | 1.47% |
9 | LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン | フランス | 1.36% |
10 | AIAグループ | 香港 | 1.34% |
キャピタル世界株式ファンドの購入時手数料・信託報酬
キャピタル世界株式ファンドの購入手数料は3.30%、信託報酬は年率1.701%になります。100万円を投資したら、元手が96.7万円になってしまう計算です。少々高いようにも見えますが、アクティブファンドの手数料としては妥当と言えるでしょう。
キャピタル世界株式ファンドは為替ヘッジ・分配金の方針別に4種類

実はキャピタル世界株式ファンドは4種類に分かれております。ここではこれらの違いについて説明します。キャピタル世界株式ファンドは以下の4種類に分かれており、為替ヘッジの有無と分配金を重視するかどうかで分かれております。
それぞれの特徴を以下の表にまとめます。
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種類 | 特徴 | 為替ヘッジの有無 | 分配重視 |
---|---|---|---|
キャピタル世界株式ファンド | 年1回(8/20)の決済であり、分配方針に基づき分配を行います。 | 為替ヘッジ無し | ー |
キャピタル世界株式ファンド(限定為替ヘッジ) | 年1回(8/20)の決済であり、分配方針に基づき分配を行います。 | 為替ヘッジ有り | ー |
キャピタル世界株式ファンド年2回決算(分配重視) | 年2回の決算(2/20、8/20)があり分配金を重視しているファンドです。分配金額は、決算時の基準価額に対して 2.5%を上限に支払うことを目標としています。 | 為替ヘッジ無し | 分配重視 |
キャピタル世界株式ファンド年2回決算(分配重視/限定為替ヘッジ) | 年2回の決算(2/20、8/20)があり分配金を重視しているファンドです。分配金額は、決算時の基準価額に対して 2.5%を上限に支払うことを目標としています。 | 為替ヘッジ有り | 分配重視 |
キャピタル世界株式ファンドの運用実績・リターン

ここではキャピタル世界株式ファンドの運用実績・リターンを紹介します。キャピタル世界株式ファンドのチャートは以下のようになっています。
2015年5月から2016年5月までや2020年3月、2021年12月から2023年1月までなど断続的に下落局面になっていますが、大きな流れとしては、基準価格は堅調に推移していることが分かります。
特に2023年6月は堅調に推移してきたこともあり、基準価額は過去最高額となっております。また、今回紹介しているキャピタル世界株式ファンドは分配金0円となっています。
一方、キャピタル世界株式ファンド年2回決算(分配重視/限定為替ヘッジ)に関しては2021年12月ごろに最大となっておりますが、その後は下落傾向にあります。分配金は年間500円~650円程度出ています。
■キャピタル世界株式ファンド

出典:みんかぶ
■キャピタル世界株式ファンド年2回決算(分配重視/限定為替ヘッジ)

出典:みんかぶ
キャピタル世界株式ファンドがやめとけと言われる理由

キャピタル世界株式ファンドは、ここまで述べたように比較的堅調に推移している投資信託です。
しかし、それでもやめとけと言われるのはなぜでしょうか。その理由は、インデックスファンドのeMAXIS全世界株の成績とほとんどかわらないためです。
アクティブファンドである以上インデックスファンドの成果を超える必要があります。しかし、3年実績などを比較するとキャピタル世界株式ファンドはeMAXIS全世界株と比べて必ずしも良いとは言えません。高い手数料がリスクであることを考えるとeMAXIS全世界株の方がおすすめとなる可能性もあります。
キャピタル世界株式ファンドの掲示板やSNSの口コミ・評判

ここではキャピタル世界株式ファンドの口コミを紹介します。




キャピタル世界株式ファンドの口コミでは明確に良いと断言している口コミが少ない一方、明確に悪いと明言している口コミも少なかったです。そのため、全体としては安定している投資信託といってもよいでしょう。
また、今回確認したところ口コミ数も比較的少ない印象を受けました。しかし、その一方で純資産額は4383億円と比較的多い傾向にあります。これは多くの方が短期的な売買を目的としておらず、長期的に保有することを目的としているため、口コミ数が少なくなっているものと考えられます。
このことからも今後安定して成長する可能性があるのではないかと思います。
キャピタル世界株式ファンドの今後の見通し

キャピタル世界株式ファンドの今後の見通しはどうなのでしょうか。おそらくですが、今後しばらくは厳しい状況が続くのではないかと考えています。その理由には大きく2つあります。
- eMAXIS全世界株と連動した動きを見せている:
キャピタル世界株式ファンドは全世界株と似たような挙動を取っています。しかし、株式市場の6割を占める米国は今後しばらく景気が冷え込む懸念があります。そのため、全世界株と連動しているキャピタル世界株式ファンドも評価が下がる恐れがあります。 - 新たな成長市場への投資が少ない:
キャピタル世界株式ファンドはアクティブファンドであるため、次の投資を考えなければいけません。その投資先の代表となるのがメタバースなどの新市場です。しかし、これらへの投資はまだ限定的です。そのため、あまり成長も見込めないと言えます。
キャピタル世界株式ファンドは資産運用としておすすめか?

キャピタル世界株式ファンドは資産運用としてはおすすめなのでしょうか。
結論からいうと、投資をしてもよいと考えています。その理由としては全世界株と同じような値動きをしているからです。全世界株は長期でみると安定して6~7%の利回りを出しているため、全世界株と連動しているキャピタル世界株式ファンドも安定した成長が望めるでしょう。
その一方、アクティブファンドは高い手数料を払っているため、インデックスファンドの成果を超えることが求められます。その点では、キャピタル世界株式ファンドはインデックスファンドの結果を超えられていないことから、投資はするべきではないでしょう。
しかし、アクティブファンドのため下落局面で強い可能性があります。インデックスファンドより素早く対応できるため、下落局面でも安心して基準価額をみることができます。この両面を踏まえると、投資してもよいのではないかと思います。
キャピタル世界株式ファンドの特徴や評判をおさらい
ここまでキャピタル世界株式ファンドの特徴や評判を紹介しました。キャピタル世界株式ファンドには分配金の有無と為替ヘッジの有無で4種類に分かれております。今回は特に分配金なしの為替ヘッジ有のパターンを紹介してきました。
全世界株と挙動が似ており、安心したパフォーマンスを出せるのが魅力と言えます。また、特別に良い評判も悪い評判もなかったことから、長期的に保有している人が多いと言えます。
今後、厳しい状況が続くと思いますが、全世界株と同様の傾向となりますので、投資をしてもよいのではないかと思います。
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