イランとトルコ、共通の国境での自由貿易地帯の開発で合意(PRESS TV)

【PRESS TV記事より(翻訳)】

2024年1月28日（日）午前11時19分 [最終更新：2024年1月29日（月）午前4時32分]

イランのエブラヒム・ライースィ大統領がトルコを訪問した際、テヘランとアンカラは経済関係の再活性化を図るため、自由貿易地帯の設立で合意しました。

ライースィ大統領とトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、両国の国境地帯であるホイ市での自由貿易地帯の開発で合意しました。これは日曜日にイラン・トルコ議会友好協会の代表が発表しました。

アデル・ナジャフザデ氏は、「イラン・トルコ共同自由貿易地帯への大規模な投資は、国境地域および国家レベルでの経済的繁栄につながり、売り上げの増加に結果するだろう」と述べました。

彼はまた、ライースィの異なる国々とのシナジー創出に対する考え方は、経済成長につながり、「国にとっての主要な成果」をもたらすだろうと付け加えました。

ナジャフザデ氏はさらに、イランとトルコはパレスチナ問題に関して共通の立場を共有していると述べました。

「これは、両国間で地域における強力なブロックを作り出すことができる」と彼は付け加えました。

先週アンカラを訪問した後、ライースィ大統領は、イランとトルコが年間300億ドルの双方向貿易を促進するための取り組みに参加する予定であると発表しました。

大統領は、両国が長年にわたり良好な関係を築いてきたとし、今後これらの関係をさらに高いレベルに引き上げる意向があると述べました。

また、両国は地域におけるテロの脅威に対する戦いをさらに強化することで合意したとも述べました。

共同記者会見で、ライースィは、イランとトルコは地域的な重要国であり、地域や国際問題の解決に向けて協力することができると述べました。

ライースィとエルドアンは、文化、メディア、通信、鉄道および航空輸送、電気、エネルギー、経済、自由貿易地帯など様々な分野での10の協力文書に署名しました。

また、イスラエルによるガザへの「非人道的」な攻撃の停止と、公正で恒久的な平和の緊急性について話し合いました。

ライースィとエルドアンはまた、パレスチナの抵抗を支持し、彼らの権利を回復するためにさらなる努力が必要であることで合意しました。

(リソース)

Iran, Turkey agree to develop free trade zone on joint border (presstv.ir)