1. はじめに:新興国市場の魅力と投資の始め方

1. はじめに:新興国市場の魅力と投資の始め方

新興国は、先進国と比較して経済水準が低いものの、今後の高い経済成長を期待できる点が魅力です。成長が期待できる理由の1つとして、生産年齢人口の増加があげられます。

以下のグラフの通り、新興国では15歳以上65歳未満の生産年齢人口、いわゆる働き手が今後増加する見込みです。これにより、先進国と比較して経済活動の活発化が期待できます。

(引用元:野村アセットメント

野村アセットメント図1

また、GDP成長率を比較すると、以下の表の通り、新興・開発途上国のGDP成長率は先進国と比較して高い見通しです。

(引用元:野村アセットメント

野村アセットメント図2

だだし、新興国は情報が少ない国も多く、個人で分析・投資するには難易度の高い市場といえます。

しかし、ヘッジァンドを活用すれば、資産運用のプロであるファンドマネージャーに投資判断を任せることができます。個人では投資できないインド株式のような資産にもアクセスが可能です。ファンドによっては、ファンドマネージャーが現地企業を訪問して経営の健全性や経営者の人柄を確かめるなど、個人では難しい投資判断を行なう投資信託も存在します。

ヘッジファンドを活用した新興国株式への投資により、ハイリターンの運用を目指せるでしょう。

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2. 新興国投資のメリット・デメリット

2. 新興国投資のメリット・デメリット

新興国投資は、経済成長にともなう高いリターンを期待できる一方、為替・地政学リスクなど特有のリスクも伴います。

ここでは、新興国株投資のメリットとデメリットを紹介します。

(1) メリット:高い成長性、分散投資効果

新興国投資のメリットは、大きく分けて2つあります。1つ目のメリットとして、長期間で高いリターンが期待できる点です。以下のグラフは、先進国株と新興国株の値動きを比較したMSCIのグラフです。

短期的な視点で見ると、新興国株のボラティリティは大きく不安定ですが、長期的な視点では右肩上がりで高いリターンを示しています。したがって短期投資は難しいですが、長期間の保有が可能であれば、先進国より高いリターンが期待できると考えられます。

(引用元:ヘッジファンドダイレクト株式会社

ヘッジファンドダイレクト図1

2つ目のメリットとして、分散投資効果が期待できる点です。新興国への投資は、先進国との地理的な分散を実現でき、一定の分散投資効果が見込めます。

イメージとしては以下のグラフのようになります。上昇・下落のタイミングなど値動きの異なる資産であれば、分散投資によりリスクを抑えることが可能です。

(引用元:ヘッジファンドダイレクト株式会社

ヘッジファンドダイレクト図2

(2) デメリット:政治・経済リスク、為替リスク

新興国投資固有のリスクを3つ紹介します。1つ目のリスクとして、為替相場の変動リスクです。新興国通貨は先進国通貨と異なり、様々な要因で大きく上下するリスクがあります。以下のグラフは、例としてブラジルレアル/米ドルと日本円/米ドルの同期間での推移を掲載しました。

2000年1月を1として、それぞれの変動率を測定しています。先進国である日本円と比較して、ブラジルレアルの為替相場は大きく変動していることがわかります。

(引用元:ヘッジファンドダイレクト株式会社

ヘッジファンドダイレクト図3

2つ目のリスクとして、市場の流動性です。新興国は先進国に比べ流動性が低い傾向にあり、変動も大きいことから売却のタイミングを逃してしまうリスクがあります。それゆえ、取引コストが高くなりやすいでしょう。

3つ目のリスクとして、情報の非対称性が挙げられます。新興国は税制や会計制度の相違、ディスクロージャー制度の未整備などにより、正確な情報をリアルタイムでの入手が難しい傾向にあるのが事実です。米国や欧州であれば迅速に情報の取得が可能ですが、新興国は的確なタイミングで情報を入手できるかわからないため、投資をするうえでのリスクにつながります。

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3. ヘッジファンドで新興国投資をするメリット

3. ヘッジファンドで新興国投資をするメリット

ヘッジファンドで新興国投資をするメリットは、高いリターンを期待できるなどさまざまあげられます。

一方で、政治的リスクや通貨の変動など、特有のリスクも伴ってくるのも避けられません。ここでは、新興国株投資のメリットとリスク管理について解説します。

メリット

  • 専門家による運用
  • 多様な戦略へのアクセス
  • リスク管理の徹底

(1) 専門家による運用

ヘッジファンドによる新興国投資のメリットは、専門家(ファンドマネージャー)による運用も魅力の1つです。新興国の中でも今後のGDP成長率が高いと予想されているインド株式は、インド政府が外国人投資家に対して投資規制を行なっているため、特定の条件を満たさなければ個人で投資することができません。

しかし、専門家は個人では投資できないインド株式のような資産にもアクセスすることが可能です。また、現地企業を訪問して経営の健全性や経営者の人柄を確かめるなど、個人では難しい投資判断を行なったりします。

またヘッジファンドの専門家は、ゴールドマンサックスやJPモルガンチェースなどの大手金融機関出身のプロップトレーダーが、独立して運用している場合があります。プロップトレーダーが、独立後に退職金などの自己資金と勤めていた頃の人脈を使い、ファンドの創設をする場合が多いです。さらに、好成績を上げるとその分自分の成功報酬に直結する仕組みになっており、保守的な運用を目指しにくい特徴にもあります。

(2) 多様な戦略へのアクセス

ヘッジファンドの基本概念は、市場の変動リスクに対して「ヘッジ」を行いながら、積極的に利益を追求することにあります。これには、従来の投資信託が行うような分散投資だけでなく、レバレッジ(借入金による投資)やデリバティブ(金融派生商品)を用いた複雑な戦略が含まれます。

ヘッジファンドは、一般的な投資信託と比較して、より自由度の高い運用が可能です。これは、ヘッジファンドが特定の投資家に限定され、規制が緩やかであるためです。また、パフォーマンスに応じた報酬体系を採用していることも特徴の1つで、運用成果が直接運用者の収入に影響するため、高い運用成果を目指すインセンティブが働きます。

また、世界中の資産を対象にダイナミックなアセットアロケーション(機動的な資産配分の変更)を行うグローバルマクロ戦略があります。さらに、債券の適正価格を算出してレバレッジをかけて売買し、リターンを得る債券リラティブバリュー戦略など投資信託には無い戦略が多く存在するのも魅力の1つといえるでしょう。

(3) リスク管理の徹底

ヘッジファンドへ投資する際には、ゲートキーパーと呼ばれる専門の助言会社を利用するのが一般的です。ゲートキーパーは、投資家とヘッジファンドの間に立ち、リスク管理や投資家のポートフォリオにおけるリスク分散を行います。また、投資市場の変動や経済状況の変化に応じたアドバイスも提供してくれます。

さらに、ゲートキーパーはプロフェッショナルなリスク評価の実施により投資リスクを軽減し、投資家が個別にファンドを調査する手間を省き、時間の節約にも貢献してくれるでしょう。それにより、投資家のニーズに合わせた最適なポートフォリオの構築が可能になります。ゲートキーパーの利用により、ヘッジファンド投資の複雑さを解消し、より質の高い投資決定が可能となります。

しかし、そのサービスを利用する際は、コストと利益相反の可能性を慎重に評価する必要があるでしょう。投資家は、ゲートキーパーの選定に際しても、その実績・評判の質を十分に検討すべきです。

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4. ヘッジファンド運用戦略と銘柄選定のポイント

4. ヘッジファンド運用戦略と銘柄選定のポイント

ヘッジファンドはさまざまな種類があり、運用戦略もさまざまです。それゆえ、銘柄選定に悩む人は多いのではないでしょうか。ここでは、銘柄選定に重要なポイントを紹介します。

ポイント

  • 投資スタイルの理解(グロース、バリュー、インカムなど)
  • 地域分散
  • ファンドマネージャーの実績
  • 手数料

(1) 投資スタイルの理解(グロース、バリュー、インカムなど)

新興国投資は、経済成長が期待されるバリュー株投資がメインとなります。新興国は、今後急速な経済成長にともない株価も上昇すると期待されており、大きなリターンが期待できるマーケットです。

IMFの世界経済見通し(WEO)によると、2022年の経済成長率は先進国が2.6%であることに対して、新興国は4.1%と高い成長率を示しています。

(引用元:IMFの世界経済見通し(WEO)

IMF図

新興国市場は急速に成長しているため、長期的に高いリターンが期待できます。

また、新興国株は先進国株に比べて割安な株が多いといえるでしょう。下のグラフで示すように、株式の割高・割安を判断する指標「PER」「PBR」を比較すると、新興国のPER・PBRは先進国より低くなっています。

(引用:マイインデックス

マイインデックス図1
マイインデックス図2

2023年8月のPERを比較すると、先進国は18.8倍に対し新興国は11.8倍です。PBRも同様に比較を行うと、先進国は2.9倍に対し新興国は1.7倍です。PER比較では、新興国株式は先進国株に比べて、約1.6倍も割安であると言えます。

(2) 地域分散

新興国市場は、東アジア・東南アジア・南アジア・中東とさまざまな地域に分かれています。また、先進国とは異なる値動きをするため、米国株・日本株に投資している人にとって、分散先の1つとして人気を集めているのも事実です。

地域分散をしておけば、投資先の国のひとつが大幅に下落するようなことがあっても、資産全体で受けるダメージは小さく抑えられます。地域分散はリスクの分散にもつながるため、特定地域だけに集中させるのではなく、値動きの特性が異なる複数の地域へ分散し、リスク管理をするとよいでしょう。

例えば、中国株は米国の株価指標と相関性が低いのでS&P500に投資している人におすすめです。新興国投資は、分散投資でポートフォリオを多様化させリスクを抑えられます。

また、投資先のセクターも分散させておくと良いです。同じ国・地域の銘柄であっても、金融・IT・消費財・エネルギーなどのセクターごとに異なる値動きをする。どこかひとつのセクターが下落傾向にあっても、ほかのセクターで利益が出ていれば下落をカバーできます。

さまざまな国やセクターに分散投資を行い、リスクを抑えた運用を実践するとよいでしょう。

(3) ファンドマネージャーの実績

ヘッジファンドが優れている理由として、優秀なファンドマネージャーの存在があげられます。資産運用は突出して秀でた個人の能力によって成功するとも言われており、大勢でやるから上手くいくというものではなく、突出した個人の才能が不可欠な運用です。

ヘッジファンドのファンドマネージャーは、外資系投資銀行出身など申し分ない運用実績をあげた方が独立している場合が多いです。これまで育んできた幅広い人脈を駆使して運用するので、安心して運用を任せられます。また、ファンドマネージャー自身も成功すれば、当然大きな報酬を取得できるのです。

ヘッジファンドは、優秀なヘッジファンドマネージャーが運用を行いますが、ヘッジファンドが成功するかどうかはファンドマネージャーの手腕にかかっているといっても過言ではありません。

投資の判断に自信がない人や、日々忙しく運用に時間を割けない人は、優秀なファンドマネージャーを選択し資金を託せば、高度な運用が可能になるでしょう。

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(4) 手数料

ヘッジファンドの手数料は、一般的に「管理手数料」と「成功報酬」の2種類があります。管理手数料は、ファンドの運用や管理にかかる費用をいい、投資信託でいうところの信託報酬にあたります。一方、成功報酬は運用に成功して得た利益に対して徴収される手数料です。

また、一般的に管理手数料は2%、成功報酬手数料は20%程度の「2 and 20」と呼ばれる形式を採用している会社が多いです。

ヘッジファンドは手数料が安くてもリターンが出なければ損失が出てしまいます。反対に手数料が高くても、その分リターンが大きければ、結果大きなお金が残ります。

ヘッジファンドに投資する際の最終目的は、手元にいくら利益が入ってくるかが重要です。見かけ上の手数料だけで購入検討するのではなく、過去の運用成績から手数料を差し引き、最終的な利益がいくらになるのか検討するとよいでしょう。

そして、購入手数料や解約手数料が発生するケースもあるので、ヘッジファンドを運用する際は、購入前に手数料コストの理解が大切です。

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5. 新興国投資おすすめヘッジファンドTOP5

5. 新興国投資おすすめヘッジファンドTOP5

新興国投資のヘッジファンドは、さまざまな国に投資する商品が多数あります。割安で成長性のある厳選したおすすめヘッジファンドTOP5を、おすすめする理由とともに紹介します。

おすすめ

  • オリエントマネジメント
  • フロンティアキャピタル
  • 三井住友DSー高成長インド・中型株式ファンド
  • ベトナム投資
  • フィリピン株ファンド

(1) オリエントマネジメント:割安・成長性ある中国企業へ投資

(1) オリエントマネジメント:割安・成長性ある中国企業へ投資

オリエントマネジメントは、中国株式の運用に特化した独立系の資産運用会社です。中国株式の高配当成長銘柄に投資・運用を行っています。割安で成長性の高い優良企業をポートフォリオに組み入れ、高い運用成績を目指しているヘッジファンドです。

また、不特定多数向けの公募とは異なり私募であるため、限られた人のみが投資し最低投資金額等の制約がある点も特徴としてあげられます。ただし、公募と比べ制約が少ないため、運用の自由度は高くなります。

中国は未開拓なマーケットで割安企業も存在するため、投資家にとっては魅力的ですが、投資するには難易度が高い市場です。理由として、企業に関する情報が少なく、英語の決算書も一部しかありません。また、地政学リスクも高いと言わざるを得ない状況だからです。

しかし、オリエントマネジメントは難易度が高くとも地道な情報収集と分析により、割安企業への投資で実績を着実にあげています。中国株式を投資先として考慮しているのであれば、実績・実力が十分にあり候補の1つとして挙げられるヘッジファンドといえるでしょう。

運営会社オリエントマネジメント合同会社
住所東京都港区東麻布2-35-1 KCビル6F
代表者
事業内容

中国個別株へ投資

公式サイトオリエントマネジメント

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(2) フロンティアキャピタル:日本で唯一のイラン投資

(2) フロンティアキャピタル:日本で唯一のイラン投資

フロンティアキャピタルは、新興国株式に投資するヘッジファンドです。日本では得られない情報を手に入れるために世界の有望なマーケットへ直接足を運び、市場を分析しています。また、成長力が高いにも関わらず、割安に評価されている国の株式市場に投資を行い、大きな利益の獲得を目指している会社です。

新興国株式市場はエマージングマーケットとも呼ばれますが、フロンティアキャピタルは、中でも一早くイラン当局と折衝し、日本で唯一イランの株式市場に投資を行っています。イランの株式市場は、PER4~7倍と日本と比較してかなり割安水準で放置されているのが現状です。また、配当率10%超えの企業が過半数を占め、20%程の銘柄も複数あります。フロンティアキャピタルは、配当率が高い企業を積極的にポートフォリオへ組み入れて運用を行っています。

しかし、イランは政情不安や投資規制等のマイナス面もあるため、ハイリスク・ハイリターンな投資になるのは否めない事実です。ヘッジファンドで大きな利回りを得たい投資家には、ぴったりのファンドと言えるでしょう。

運営会社フロンティアキャピタル合同会社
住所東京都港区浜松町2-2-15 2F
代表者
事業内容

新興国株式投資

公式サイトフロンティアキャピタル

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(3) 三井住友DSー高成長インド・中型株式ファンド:世界が注目するインドへ投資

(3) 三井住友DSー高成長インド・中型株式ファンド:世界が注目するインドへ投資

三井住友DSの高成長インド・中型株式ファンドは、インドの中型株式等をメインに投資し、信託財産の中長期的な成長を目指して運用を行うファンドです。 ファンド・オブ・ファンズ方式により運用を行い、外国投資信託への投資を通じて、インドの取引所に上場している中型株式(預託証書(DR)や上場予定を含む。)等に投資を行います。( 原則として、対円での為替ヘッジは行いません。)実質的な運用は、インドでトップクラスの総合金融グループであるコタック・マヒンドラ・グループが行います。

インドは2023年に人口が14億となり、中国を抜いて世界一人口が多い国となりました。しかも、生産年齢人口は全体の3分の2を占める9億5000万人にのぼり、人口ボーナスと言われています。また、2023年の実質GDPは日本が1.2%に対しインドは約8.2%と大きな成長を遂げています。さらに、グーグルやアマゾンなど世界を席けんするGAFAMと呼ばれるアメリカの大手IT企業が、次々にインドへ進出している状況です。

これから大きな成長が見込まれるインドの利益を享受したい人には、適したファンドと言えるでしょう。

運営会社三井住友DSアセットマネジメント株式会社
住所東京都港区虎ノ門一丁目17番1号 虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー26階
代表者猿田 隆
事業内容

・投資運用業に係る業務
・投資助言・代理業に係る業務
・第二種金融商品取引業に係る業務

公式サイト三井住友DSー高成長インド・中型株式ファンド

(4) ベトナム投資:日本式ビジネスでベトナムへ投資

(4) ベトナム投資:日本式ビジネスでベトナムへ投資

国内法人・合同会社ハイクア・インターナショナルが、ベトナムの現地法人への投資を行っているファンドです。ベトナムの現地法人SAKUKO Vietnum co ltdは、ベトナムで日本式のスーパーマーケットや、スイーツ店、ビジネスホテルを展開している会社で、グループ全体売上は30億円にのぼります。

投資モデルは、SAKUKO Vietnum co ltdからハイクア・インターナショナルへ支払われる貸付金利を利益とし、投資家へ還元するシステムです。目標利回りを12%とし、分配金の支払は3、6、9、12月の年4回行われます。SAKUKO Vietnum co ltdの3年後の事業売上目標として、スーパーマーケット事業で40億円、牛肉加工事業で20億円、リネンサービス事業を5億円とし、実現に向けて日々奮闘中です。

ベトナム経済は1990年代から右肩上がりで、2023年の実質GDPは、日本が約1.2%に対しベトナムは5.1%と大きな成長を遂げています。またベトナムの総人口は、2023年において1億30万人で、人口推移も20~40代で約40%占めており、今後の経済成長が期待されている国の1つです。

ハイクア・インターナショナルはYouTube運営も行っており、ベトナムでのビジネスの様子が多数アップされています。ぜひご覧ください。

運営会社国内法人・合同会社ハイクア・インターナショナル
住所大阪府八尾市八尾木北1-44
代表者簗 秀徹(ヤン・スチョル)
事業内容

ベトナム現地法人 SAKUKO Vietnum co ltdへ事業融資

公式サイトベトナム投資

(5) フィリピン株ファンド:高い経済成長が期待のフィリピン

(5) フィリピン株ファンド:高い経済成長が期待のフィリピン

キャピタル アセットマネジメント株式会社がフィリピンの取引所に上場している株式に投資し、信託財産の中長期的な成長を目指して運用を行っているファンドです。キャピタル アセットマネジメントは、“成長”をテーマに運用を行い、新興国・先進国を問わず、投資対象国の成長フェーズに応じて、各セクターおよび各企業の成長力を分析し、セクター配分および銘柄の選別を行っています。

フィリピン株ファンドは、サービス業を中心に高い経済成長が期待できるフィリピンの株式に投資するファンドです。フィリピンの証券取引所に上場されている企業のほか、フィリピンで営業を行っている企業やフィリピン経済の成長から恩恵を受けるビジネスを展開する企業も含んでいます。原則として為替ヘッジは行いません。また、フィリピン株ファンドは特化型運用を行います。特化型ファンドとは、投資対象に一般社団法人投資信託協会の規則に定める支配的な銘柄が存在し、または存在することとなる可能性が高いファンドをいいます。

フィリピンの総人口は約1億1千万人で、20~40代が約40%占めており、若い人口構成でバランスの良い産業構造です。海外旅行先でも人気のフィリピンですが、フィリピンの今後の成長性に投資してみてはいかがでしょうか。

運営会社キャピタル アセットマネジメント株式会社
住所東京都千代田区内神田1-13-7 四国ビルディング 9階
代表者山崎年喜
事業内容

・金融商品取引業
・商品投資顧問業

公式サイトフィリピン株ファンド

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6. まとめ:新興国投資で成功するための秘訣

6. まとめ:新興国投資で成功するための秘訣

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新興国投資は、為替・地政学リスクや情報が少ない点には注意しなければなりません。しかし、今後大きな経済成長が見込まれており、世界から注目されています。新興国投資へ投資し、大きな利益を得るチャンスを手にしてはいかがでしょうか。

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フロンティアキャピタルは、新興国株式に投資するヘッジファンドです。新興国株式市場はエマージングマーケットとも呼ばれますが、中でもイランに投資していることで、かなり高い利回りをあげているという評判のファンドです。

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